集中力の持続法

みなさんこんにちは!Exrailのデータ分析室の小倉です。
今回は私たちデータ分析室の業務の悩み事と、それを解決するための方法のアイデアをご紹介いたします!
Exrailのデータ分析室の業務はコンサルの方々が業務に専念するためのデータ整理などを中心としています。
データ整理業務はボリュームが大きいので一度手をつけても、ゴールに届くまで時間がかかる作業である事が多いです。
そう……つまり「飽き」がきてしまいがちなんです……。
その中でも、今回は集中力を持続させながら効率よく働く方法を調べ実践していますので、ご紹介いたします!
そもそも集中力ってどれくらい続くのか?
「集中力はどれくらい続くのか?」については、一般的には以下のように言われています。
【15分・45分・90分の法則】一般的に言われている集中力の持続時間
- 一般的な大人→30分~90分(※90分が集中力のひとつの限界点)
- 高集中状態(フロー)→最長2時間前後(※かなり稀)
出典:YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」『15-45-90の法則 集中力持続時間の秘密 【精神科医・樺沢紫苑』(https://www.youtube.com/watch?v=7P4nutcbZSk)
集中力が切れる理由は、皆さん心あたりがあることと思います。
例えば…
ずっと集中していようと気を張っていたのに、だんだん疲れてくる→他のことに気が向いてしまう瞬間があったり……
ずっと同じ作業をしていたら、同じ刺激に対して「慣れ」が生まれて気がそぞろになってしまったり……
睡眠不足や空腹で集中力がなくなってしまったり。
困ったことに、集中力は時間を経るごとにどんどんなくなっていく「消耗品」なんです。
集中力の持続に対する研究結果
トロント大学の分析結果を元にした一説によれば、
この脳の「慣れ」についてはこのように語られています。
同じことを続けているとどうなる?→脳が飽きる
どんな人でも同じタスクをやり続けてると疲れてパフォーマンスが低下していく……
でも、一日を通して、タスクをやり遂げる能力は変化していない!
出典: Paleolithic Man『やる気をキープさせ続けるためには「タスクシフト」が大事だぞーみたいな話』https://yuchrszk.blogspot.com/2017/10/blog-post_4.html
そして目の前のタスクに対するモチベーションが減ると、
逆に他のタスクに対するモチベーションは上がるようになっています。
つまり、目の前のタスクに対するモチベーションは下がっても
「仕事すること」と広く捉えた時に、そのモチベーション(意志力)はずっと変わらないんです!
この脳の仕組みを逆に利用するのが、今回のコンセプトです。
具体的にどうしていくのかをこれから解説していきます。
集中力の持続法:異なるタスクを時間で区切って、周回
頻繁に休憩を挟むこともアリですが、
今回は作業を止めたくない時に選ぶ方法としてこちらを提唱します。
STEP①:まず最初に自身のタスクを全て書き出します
STEP②:それをどのくらいの時間で終えることができるのかを計算します
STEP③:長くても 120分の単位でスケジュールを組み立てます
POINT〜出来るだけ内容の異なるタスクをやる事〜
(理由:同系統のタスクだと”飽き”を回避できない)
【例】
9:30-9:45:メールチェック
9:45-10:30:ブログ記事作成
11:00-13:00:データ入力
13:00-14:00:会議資料作成
16:00-17:00:データ入力
など同じ業務を長時間やるスケジュールにせず実施する……
メリット〜短いスパンで「違う見解」「気付き」を得ることができる〜
”飽き”を回避する他に、タスクに一旦区切りをいれることで、次回再開した際に違う見え方・考え方が出来る場合があります。
資料を作っている際に、その作業中は気づかなかったが後からよく見ると、
「こっちの色を主体にした方がいいな」「ここ補足入れ忘れてたな」という、ひらめきやアイデアがでる可能性がある。この現象を効率よく起こすことができる!
集中力の持続法:異なるタスクを時間で区切って、周回
かなりシンプルですが、私自身実践することで効果を実感しております!
上手く用いるためのコツとして大事なことなのですが、
このテクニックは無理に区切って、絶対こうしなきゃ……!と行う必要はありません。
飽きたり、集中力が切れた時にだけ、別のタスクに切り替えればよいのです!
時たま訪れる高集中状態(フロー)に入れた時は、同じタスクを続けて作業してしまいましょう。
以上、今回は実際業務を行っている際の悩み事から考えた、集中力を持続させるアイデアについてをお届けしました。
人によってそれぞれ集中力の持続方法は異なりますが、ひとつのアイデアとして参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。